【企業向けセキュリティ製品】Carbon Black Cloudとは


セキュリティ製品の必要性

そもそもなぜセキュリティ製品は必要なのでしょうか?

まずはその部分を掘り下げてから、Carbon Black Cloudの概要に進みましょう。

簡単に言うと、「外部からの攻撃や内部不正などによる情報漏洩を防ぐため」です。

セキュリティ製品を必要とする理由の全てがこれではないと思うのですが、主な理由になっています。

情報漏洩が一度起きてしまうと、世間や関連会社からの評判が落ちてしまい、その後の業務に大きな影響を与えてしまいます。

逆にしっかりセキュリティ対策を行うことで信頼を得ることに繋がります。

サイバー攻撃など外部からの攻撃については、攻撃パターンの変化もあり、小さな初動に対しても対応していく必要があります。

そんなセキュリティ対策の一環として、セキュリティ製品の導入が挙げられます。

Carbon Black Cloudの概要

Web検索などで概要を確認できると思うのですが、ここでは簡単に主な4つのCarbon Black Cloudの役割を説明します。

以上の4点が主なCarbon Black Cloudの役割になります。

それぞれの役割をもう少し紐解いていきます!

次世代アンチウイルスとデバイスでの「ふるまい検知」

先ほど少し触れたサイバー攻撃ですが、厄介なことに攻撃パターンを変えながら攻撃してくることが主流になっています。

従来のセキュリティは同じ攻撃パターンには対応できるものの、攻撃パターンを変えられてしまうと対応できなくなることがありました。

しかし、Carbon Black Cloudは過去の攻撃パターンを分析し、未来の攻撃パターンを予測したり、攻撃が行われる前の「振る舞い」から検知することができます。

そのため、過去に例のない攻撃を検知し、事前に対応することが可能です。

管理しやすいアラート監視とトリアージ

専門のセキュリティ対応スペシャリストにより24時間体制で可視化をサポートしています。

外部からの攻撃が疑われる「振る舞い」を検知すると、すぐに検証を実施し、侵入方法の分析、分析により明らかになった情報を提供することができます。

また月次や週次のレポートも自動生成され、社内でも管理や分析を行いやすいツールになっています。

リアルタイムでの監視と復旧

リアルタイム検索機能を利用することで、デバイスごとに最新の状態を確認することができます。

管理側からデバイスに対してクエリを投げかけ、それに対してデバイス側が返答するようなイメージです。

また実行したクエリの結果のエクスポートや、同様のクエリの再実行なども容易に行うことができるのも大きな利点です。

コンテナに対するEDR、NGAV

コンテナ環境においてエンドポイントセキュリティを強化するための技術およびツールの一環です。

コンテナは軽量で可搬性が高く、迅速なアプリケーションデプロイメントを可能にするため、現代のアプリケーション開発とデプロイメントにおいて広く利用されています。

しかし、セキュリティの観点からは、コンテナ環境も脅威に対する適切な対策が必要です。

主な機能として、コンテナイメージのスキャン、ランタイムの検証、不正なアクセスや活動の検知が含まれます。

またグローバルな脅威インテリジェンスを活用して、新たな脅威や不審な挙動を検知します。

これにより、リアルタイムでの対応が可能になります。

まとめ

一言でCarbon Black Cloudをまとめると、「包括的なセキュリティソリューションを提供するクラウドプラットフォーム」です。

エンドポイントセキュリティ、脅威インテリジェンス、セキュリティ分析が一体となっていて、マルウェアサイバー攻撃からの組織情報の保護を強化します。

また、クラウド上で統合されたセキュリティ管理を可能にし、高度な脅威検知と対応が可能です。

 

 

次回は、このCarbon Black Cloudの管理画面を紹介しながら少し深掘りできたらいいなと考えています!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

自己紹介

始めまして!

新卒からIT会社で働き約3年が経とうとしています。

今現在、MDM製品、MAM製品、セキュリティ製品等に携わっています。

これから、このブログでは備忘録として、読者には少しでもITに関する知見を広げていただくため投稿していこうと思います。

 

よろしくお願いしますm(_ _"m)